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Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年09月15日

タクトレ??(グリッピング編)

ども 黒猪です
今回は、最近コミケの事を書いたりと、まったくミリタリーに関係無いことばっかりだったので
少し真面目なブログを書いてみようと思います(それが普通なんだよね~)
今回は、最近巷で流行りつつあるタクトレに関係することで
ハンドガンの握り方(グリッピング)について米国のスクールで学んだ事を
書いてみようと思います
是非参考にしてみて下さい
まずは、いろいろなグリッピングの画像をご覧ください
まずは日本人に多いグリッピング

コレは俗に(ティーカップグリップ)と言われるグリッピングで、よく映画で使われる
グリッピングです。
なぜ映画に良く使われるかと言いますと、このグリッピングだとどの銃を
持っているのかが解りやすいので、よくこのグリッピングが使われると言われています
次はこちら↓

手首を左手でつかみ安定させる撃ち方です(ちゃんとした名前はちょっと忘れました)
昔の警察の教本や、私が見た映像だとロシア軍がこのような撃ち方をしていました
お次はこちら↓

少し昔のトゥーハンドグリップの要領ですが、親指を交差させるのがポイントです
ただなぜこの撃ち方が今あまりされていないかと言いますと

このようにこのグリッピングだと左手があまり銃に密着していないのが
お分かりいただけると思います。
じゃあ、今はどんなグリッピングが主流かと言いますと

このように親指を交差させない方法がとられています
このグリッピングだと

さっきより銃に左手が密着しっているのが解ると思います
では、やっと本題、グリッピングの方法の細部を書きたいと思います。
先ずは銃を握る手の強さですが、右3:左7の割合で握ると良いとされています
なぜ??先ずはこちらをご覧ください

皆さん、右手をこのように握ってください、そして8~10割の力で握ってみてください
その状態で、人差し指を引いてみて下さい。
引きにくくないでしょうか?その状態で引き金を引くと、銃はプルプルと動き、
発射した時には弾はターゲットの下のほうにいく事があります、それをフリンチと言います
では、6割ぐらいの力で握ってみてください、人差し指がスムーズに動くのが解ると
思います
その状態で引き金を引くと、引き金を引いた時のブレが少なくなり弾が
目標に当たるようになります
次に銃を握りますが

このように下を握るのはやめてください、このままだとスライドが後退した際テコの原理で
反動のコントロールが難しくなります

このように親指の付け根の肉がはみ出るぐらいに拳銃の上のほうを持ってください
(コレをハイグリップと言います)
なお拳銃を握る際


銃身の線(コレを銃軸線と言います)と手の腕の線が一直線になるように持つと
より反動が抑えやすくなります(ただ手の小さい方には当てはまりませんが)
そして次は引き金の指ですが

このように私は、人差し指の第一関節の線が引き金の外側の頂点に来るように
持ってきます(ただしコレは人によって代わってきます)
基準は引き金が引きやすいか?です。
なお、すべてのグリッピングは引き金の指の位置を基準に
グリッピングしていきます。
それほど、引き金の指の位置は重要です。

そして握る力を6割ぐらいにして右手のグリッピングは完成です。
見ていただければ解るでしょうが、銃の右側が手でほとんど隠れています
コレを目指してください。(そして撃たない時は、指をピーンと伸ばしましょう!!)
お次は左手(コレをサポートハンドと言います)なのですが、
正直言いますとこの左手のグリッピングが良いか、悪いかで精度は大きく変わってきます。
まずは

左手の四指を右手の三指の上にしかっり被せます

そして左手の母指球を右手の母指球に当てるように銃に密着させます

そして左の母指球をサムレストのようにして右手の親指を乗せます

はい!!完成です。
このようなグリッピングだと精度(特に2発目以降)の精度がよくなります。

とこのように拳銃のグリッピングの方法を書いてみました。
タクトレをする際、また海外に行って拳銃を撃つ際、参考にしてみてください

なお、私が拳銃を撃っている動画を載せておきます、よく見ていただくと、
しっかり上記のとうりにグリップしているのがわかると思います。

とこんな感じです。ちなみに的までは10~20ヤードぐらいです。
次回は、ハンドガングリッピング第二段(グリップの大きいハンドガンの握り方)
を書きたいと思います。
でわでわまた・・・・・  


Posted by 黒猪CQB  at 07:00Comments(1)